2016/06/26
7月1日は「半夏生(はんげしょう)」です。
半夏(はんげ)というのはサトイモ科の薬草が生える頃を知らせる雑節のひとつで、 その年の夏至の日から11日目と決められているそうです。
関西方面では半夏生にタコを食べる風習があります。
では、なんでタコなんでしょうか?
この半夏という植物が生える頃までに田植えを終わらせないと、
お米の収穫量が減ってしまうと昔から言われていました。
そのため農家では、稲が無事に収穫できることを祈って
神様に食べ物を捧げる習慣があり、関西ではそのひとつがタコだそうです。
タコの八本足のように稲がしっかりと田んぼに根付いてくれますように!
という願掛けの意味合いがあるようです。
この時期、スーパーでもタコが大々的に売られていますね。
タコといえば歯ごたえのある食材の代表格
よく噛んで食べ、歯やお口の健康も一緒に祈りましょう!